アメリカの理学療法士の給与について調べてみました。
日本の理学療法士と異なり、その資格を持ってして、独立できるアメリカの理学療法士。 給与についてお話する前に、まずはアメリカの理学療法士とは何たるかをご説明します。  


 

PTとPTAとは

アメリカの理学療法士は、その教育レベルによって、大きく2つに分けられます。以下の表をご覧下さい。

 PTPTA
正式名称・Physical Therapist・Physical Therapist Assistant
職務・患者の診断
・リハビリプログラムの提供
・患者の損傷の重症度の特定及びPTへの報告
・リハビリプログラムの補助
平均年収・79,860ドル(約979万円)・39,430ドル(約483万円)
教育レベル・博士号(院卒程度)
※解剖学、生物学、生理学、科学の知識
・準学士号(短大、専門卒程度)
※認定された理学療法プログラム(座学・臨床)の終了
キャリア・更なる専門領域の学習によるキャリアップ・専門教育(PT)によるキャリアアップ

ご覧の通り、PTとPTAでは職務内容が異なりますので、もちろん年収にも差があります。 年収を比較すると、PTとPTAでは倍近くの差があり、その差は日本の”新人PT”と”超ベテランPT(科長)”ぐらいの差に相当します。 さて、アメリカの理学療法士は、PTとPTAに分類されることを知って頂いた上で、以下に”PT”の給与についてお話します。  

 

 

地域により異なる米国PTの給与

アメリカPT年収分布

(参考HPリスト1のサイトより引用)

アメリカのPTの平均年収は約8万ドルですが、その年収は地域によって大きく異なります。 その差は、最大で約4倍になり、日本と比較しても地域差の大きさには驚きます。(本統計では自営業者の年収は除かれています)

  • 最低地域(図の水色部分)・・・約3.5万ドル~約7.6万ドル
  • 最高地域(図の青色部分)・・・約8.7万ドル~約14.1万ドル

最も年収が高い州は、カジノで栄えるラスベガスがあるネバダ州、約12.7万ドルです。
セレブのイメージが強いカリフォルニア州、約9.2万ドルと平均より少し高い程度です。  

 

 

米国PTと日本のPTの給与の比較

アメリカの全職種の平均年収 約4.7万ドル(約576万円)に対して、PTの平均年収は約8万ドル(約980万円)。

アメリカのPTは数ある職種の中でも、給与が高い職種だと言えるでしょう。 日本のPTの平均年収はどうでしょう? 今はアメリカのPTに敵わないかもしれませんが、アメリカに追いつけ、追い越せ。 日本のPT業界を盛り上げていきましょう。

 

(参考HPリスト)
1:”Occupational Employment and Wages, May 2014 29-1123 Physical Therapists”, Unitead States Department of Labor, http://www.bls.gov/oes/current/oes291123.htm, (July 7, 2015)
2:”PHYSICAL THERAPIST VS. PHYSICAL THERAPIST ASSISTANT”, All Allied Health Schools, http://www.allalliedhealthschools.com/health-careers/physical-therapy/physical-therapist-vs-physical-therapy-assistant, (July 7, 2015)。

 

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