セルフトレーニングの失敗

こんにちは、理学療法士の庄野です。 今回は「よくある自己流セルフトレーニングで失敗されているケース」を紹介させて頂きます。
現在、私は健康維持を目的としたグループフィットネスや個人契約をした方に対して、マンツーマンのトレーナーとして健康管理を担当しています。

そこでの経験やクリニック勤務の経験から、直面したセルフトレーニングの失敗パターンを3つにまとめてご紹介します。 理学療法士の方には、私の感じていることに共感頂けるはずです。 また自己流トレーニングをしている方で、当てはまるところがあれば、是非、改善してい頂きたいです。それではいきましょう!


各メニューの回数が多すぎる

これは、「絶対に身体の状態を良くするんだ!!」という、気合いの入り方が尋常じゃない方に多いパターンですね。
やる気があるのはすごく良いことです。 でも、トレーニングも私が好きな”あれ”と一緒でやりすぎはよくありません。(いきなり下ネタですみません。。)

回数には注意しましょう(笑)。 適切な回数は目的によって異なりますが、基本的には翌日に疲労感が残らない程度がオススメです!
じゃないと続かないんで、、、 まずは継続すること!!これに尽きます!!    

 

 

なんかフォームがおかしい

これもありがちな失敗ですね。

僕が初診時に必ず聞くことは「家で運動されたりしてますか?」という質問なんですが、 ドヤ顔で「雑誌とかテレビで見たやつをやってますよ~ 10回3セットは余裕ですよ」って返してくる人がたまにいてるんですよ。

残念ながら 「そんな人に限ってフォームがなっていない!」 違う違う! そんなフォームじゃ一生かかってもあなたの身体良くなりませんよ!! と言いたい気持ちをグッと抑え込んで、 「その運動は○○さんには合ってないかもしれないですね!」っと優しく指摘して、適切な運動を提案、指導します。

すると、大抵の場合は、10回3セットどころか1セットも出来ない場合が多いんです。 そんな時は思わず二ヤついてしまいます。(Sっ気が強くてすみません) 狙っている箇所に正しい負荷をかけることができる、運動で大事なのはフォームです!

では参考として、間違った運動フォームを紹介します。  

 

腕立て伏せ/プッシュアップ

腕立て伏せ

これはスタートポジションとしては悪くないですね。
背中から踵までまっすぐなラインが出来上がっています。 ちなみに写真の人物は僕です。
スタートポジションがおかしな人は、、、

腕立て伏せ

こんな感じや

腕立て伏せ

こんな感じになっちゃいます。 一目瞭然だとは思いますが、

2枚目はお尻が上にぴょん吉になっています。
3枚目は頭が上にびょん吉になっています。

こういった方はうまく力を使えていない可能性があるので注意しましょう。 適切なフォームでトレーニングをしないと、アンバランスが生じ、力の入っていない部分や、力が入りすぎている部分などが出てきます。 すると、トレーニングをすることで身体を痛める結果に繋がりかねません。

 

四つ這いバランス訓練

適切なフォームはこんな感じ。 うん、いいですね。 身体がまっすぐで、腕も足もまっすぐ伸びている。 実にいいですね。

体幹トレーニング 

しかし、たまにこんな方がい ます。

体幹トレーニング

これはフォームも問題ありますが、顔にも問題がありますね。
フォームに関しては身体が開いてしまって、腕が下がって、足が上がっています。 骨盤の高さも左右差があるため、体に負担がかかってしまいます。 1枚目のようにきちんとしたフォームで行うことが大切です。  

 

 

ジムに通っている

これもなかなか腹の立つ失敗ですねぇ。。(すみません、、)

 

「なんですぐにジムに行くの、ねぇ、なんで???」

 

と問い詰めたくなるぐらい、僕の中では嫌いな失敗パターンです。特に最近はテレビCMなどで派手なジムの広告を良く見ますよね。CMでみるタレントさんの身体は一見、美しくて成功しているように見えると思います。

 

実はつい最近、私は人生初めてのジムに行きました。(あくまで調査目的です。)そこでは私の職業をヘルパーだと伝え、ジム専属のトレーナーの方に対応して頂きました。いろいろなマシーンを使って、トレーニングしましたが、

 

トレーナーの方が指示してくる負荷量が大きすぎる!!

 

案の定、トレーナーの方の指導の通りにやっている途中で、首を痛めただけでなく、ジム帰りは身体が痛く、2~3日その痛みを引きずりました。普段もっとシビアなコンディションの方々をみているだけに、トレーナーの方の雑な指導には驚かされました。そのトレーナーの方の能力はどちらかというとその場でのモチベーターとしての側面が全てだったと思います。

 

「ジムで身体を痛める人はこういう感じなんだ。。。」

 

と認識できたと同時に、負荷量の大切さを改めて感じた良い経験でした。ジムに行くのは自分で適切な負荷量を判断できるようになってからをオススメします。また、ジム通いをされている方は運動前後のストレッチなど準備を怠っているケースがすごく多いので、これも身体を痛める結果になっています。好みのストレッチだけやっている場合も多く、弱い箇所にさらに問題を抱え、理想の自分になるための運動が逆に怪我や慢性的な故障を抱える人になるためにやっているようなものです。これもジム通いの方には気をつけてもらいたい点ですね!

 

といった形で、「よくある自己流セルフトレーニングで失敗されているケース」をご紹介させて頂きました。
私を含めた理学療法士の方々はよく経験されていることだと思いますが、トレーナーやセルフトレーニングをやっている方にはぜひ一度参考にしてもらいたいポイントです!皆さんも適切なトレーニングを指導し、患者様・利用者様とともに最高の身体を作り上げていきましょう!!

 

 

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