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こんにちは。
理学療法士の喜多一馬です。

病院勤務のセラピストは患者様に関する情報収集・ADL変更・治療方針の相談等々、
様々な場面でナースと関わり、協力して仕事を行うことが必要です。
そこで、今回はナースと良好な関係を築くための3ステップを紹介します。


ステップ1:仲良くなる

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皆様も、最初に頭に浮かんだのがこれではないでしょうか?
どんな人でも仲良くなれば、話を聞いてくれる・優しくしてくれる・役に立とう、と思ってくれるものです。
仲良くなれば、良いことだらけ、やはり一番大事なことです。

では、まだ仲が良くないナースと、どうすれば仲良くなれるのか?
答えは、「良い印象」を与えることです。

  • 心構え=いつでも話しますよのスタンス
  • 笑顔=口角を上げて、相手の目を見て
  • 挨拶=はっきりと伝わる声量
  • 姿勢=背筋を伸ばして

中でも、「心構え」は大切です。理由は、直接話さなくても人の気持ちは伝わるものだからです。
「心構え」を変えれば、あなたへの話し掛けやすさと親密感はグッと高まることでしょう。

また、「笑顔」や「挨拶」は相手よりも先行することが重要です。
相手は自分の鏡です、あなたの振る舞いが、相手の振る舞いを変えることになります。まずは、あなたが変わりましょう。  

 

 

ステップ2:社会人として頼られる

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ナースとただの仲良しで終わってしまってはいけませんよね。
病院でのナースとの良好な関係≠仲良しの友達です。
互いに社会人として信頼関係を築き、協力して仕事を行えるようになることがゴールです。

このステップでは、あなたが一社会人として頼られる存在になりましょう。
すぐに実践可能で、効果が高い方法をご紹介します。

  • 敬語
    相手の年齢によらず、敬語を用いるようにしましょう。 言葉遣いはあなたの仕事に対する姿勢を表します。
  • 配慮
    気が利くなっ、と思われることを行いましょう。

    「患者様をベッドから車椅子に移乗させる時に手伝いにいく」
    「ナースがシーツを交換する時間と、患者様をリハへ連れていく時間を合わせる」

    やり過ぎると、単なるお手伝いさんになってしまいますので、注意して下さいね。(笑)

  • ホウレンソウ(報告・連絡・相談)
    適切な報告や連絡がなければ、ずさんな仕事ぶりだと受け取られてしまうことがあります。
    相談もなく一人で物事を進めていては、好き放題に仕事をしているイメージを持たれてしまいます。
    全職種に共通して社会人が「しっかりしてるな」と感じられるのは、ホウレンソウ、によるところが大きいと思います。

余談ですが、コミュニケーション頻度が多いほど関係性は良くなり、頻度が低いほど関係性が悪くなるという法則があります。
ホウレンソウを通じて、コミュニケーション機会を得ることも有効です。  

 

 

ステップ3:専門家として頼られる

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最後のステップでは、専門家として頼られるようになりましょう。
療法士とナース、それぞれが専門家として協力し合える関係こそが、「病院(職場)での良好な関係」であるはずです。

一専門家として、頼られるためには、自身の「ポジション」を確立することが重要です。
「療法士の視点」をもって、物事を分かりやすく伝えられるかどうか、ということです。

例えば、ナースから「患者様をどうすれば楽に移乗介助できるか」を聞かれたとしましょう。

  • 患者様の足や手の位置
  • 臀部離床のタイミング
  • 方向転換する際の重心の位置 等

専門家の観点でそれぞれの注意点を分析し、誰が聞いても分かるように伝えられますか?

療法士には当たり前のことでも、ナースが知らないことは沢山あります。
ナースが知らないことを分かりやすく伝えることが出来れば、ナースから相談したいと感じて貰える療法士になるはずです。
また、ナースの専門性も理解した上で、療法士もナースを専門家として頼れば、お互いに相談出来る関係性を構築できるはずです。


いかがでしたか?

療法士とナースの良好な関係性は、患者様にとっても大きな利益になると信じています。