一歩踏み出した、踏み込んだ理学療法士になるには

こんにちは。理学療法士の喜多一馬です。
今、多くの療法士が働き方について何らかの悩みを抱えていると思います。

 

「漠然と、なんだか不安・・・」
「あんなことがしてみたいなぁ・・・でもなぁ・・・」

 

と、ぼんやり考えて、何も進まず、具体的に取り組めない人が多いようにと感じます。
そこで今回、従来の職域を超えて、活躍できる療法士になるために、どういう人と接点を持てば良いのかを考えていきます。 

 

 

活躍している療法士を知ろう!

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療法士と言えば、病院やクリニック、訪問リハビリの事業所等に所属して働いているイメージが強いと思います。しかし、昨今、多くの療法士が既存のイメージから飛び出して、大活躍しています。

キャリアPTのインタビューに出演している療法士の先生方は、そんな方々ばかりです!(もちろん、出演頂いていない方も、沢山素晴らしい方はいらっしゃいます。今後、取材させて下さい・・・!)

  • JPSF 島氏
    日本障がい者水泳連盟(JPSF)の技術委員としてパラリンピック、パンパシフィック水泳へ帯同

 

他にも、自分の強みを生かして、独自の活躍を遂げている療法士は沢山います。例えば、ヨガ、ピラティス、エステ、アロマ、コーチング、マジック、心理学・・・など。今後のインタビュー記事でも、そういった「一歩踏み出した / 踏み込んだ領域」で活躍している理学療法士の方々にどんどん出演頂く予定なので、楽しみにして下さい。

 

 

気になる療法士の活動をチェックしよう!

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活躍されている療法士の方々は、ブログやFacebook等を使って情報発信を行っている方が多いです。また、活躍されている療法士同士で繋がっていることも非常に多いです。まずは気になる分野で活躍されている療法士を探してみましょう。すぐ見つかりますよ。

 

さて、気になる療法士は居たでしょうか?
では、さっそく活動をチェックしていきましょう!

 

最近では、ブログ等の記事も「読む人にとって有益な情報」である場合が多いです。何故なら、有益な情報を流すことによって読者が生まれ、ファンが生まれるためです。気になる療法士が発信している情報をチェックするだけでも、知識は増えるでしょうし、どんな活動をすればいいのかと言ったノウハウも得ることもできるはずです。

 

活躍されている療法士は、全国各地でセミナー講師、学会活動、勉強会の参加等、精力的に活動されています。

 

「あ!あの先生、次は近くでセミナーするんだ!」

 

もし、実際に会う機会が得られそうであれば、積極的に参加してみましょう!

 

 

メンターを探してみよう!

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仕事、人生における指導者・助言者・相談相手のことをメンターと呼びます。あなたが憧れを抱き、活躍されている療法士にメンターとして関わって貰えれば、あなたは有益なアドバイスを数多くもらえることになるでしょう!メンターとの関わり方のポイントをいくらかご紹介します。

 

何事も真似をしてみる

仕事・人生への考え方や行動だけではなく、見た目や仕草等も含めて、良いところは真似してみて下さい。普段から真似することで、気が付かない内にメンターに一歩ずつ近づいているはずです。

 

積極的に関わっていく

待っていても、メンターは指導してくれません。「こんなことがしたい!こんな自分になりたい!」と強く伝え、メンターになって貰えるように関わっていきましょう。人は、熱い意欲を持った、自分を慕ってくれる人間が好きなものです。しかも、あなたがメンターとして選んだ人です、きっと優しく接してくれることに間違えありません。まだ関わったことがない療法士の先生でも、思い切って声を掛けてみましょう!

 

複数のメンターを持つ

メンターは、1人に拘る必要はありません。むしろ1人のメンターでは、考え方や価値観に偏りが生じてしまう可能性がありますので、この分野ではこの人、あの分野ではあの人、といった具合に複数のメンターを持つことも大切です。

お気付きかと思いますが、一方的に知っている人でも構わないんです。世の中には、様々な活動をしている人がいます、それが歴史上の人物や有名人でも良いのです!「坂本龍馬のように沢山の仲間を作れる人間になりたい!」と思い、坂本龍馬について調べ、真似てみることも1つの方法ですよ。


いかがだったでしょうか?
私自身、現在活躍している沢山の療法士の先生方から刺激を受けています。出会いは価値観や行動を変えていきます。
あなたも良きメンターを探し、従来の療法士の職域を超えて、活躍していきましょう!

 

 




病院経営を取り巻く2つのトレンドから考える病院(就職先)選びの観点

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こんにちは。理学療法士の喜多一馬です。
今回は、今後、病院へ就職活動を行う理学療法士の方に知って頂きたい観点についてご説明します。
これまで、理学療法士が就職先を決める際は、

 

「実習先でお世話になった」
「治療技術や知識を吸収出来る場所」
「家から近い」
「学校の先生の紹介」

 

…等の理由が多かったと思います。しかし、医療業界(病院経営)を取り巻くトレンドが変化してきたことから、現在のトレンドを把握した上で、情報を収集し、病院への理解を深めた上で、就職活動を行うことが求められる時代になっていると考えます。

 

「そんな事情知っておく必要あるの?」
「給料が下がるとか言われているけど、それでも医療職だから大丈夫でしょう!」
「セラピストとしての技術を磨いていけば大丈夫でしょう!」

 

このように考えている方も沢山いらっしゃるかと思いますが、本当にそうでしょうか?医療業界の変化を知りながら、一緒に考えていきましょう。


トレンド1:国は医療費を節約しなければいけない!

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  • 高齢化社会
  • 医療新技術の投入(新しい精密機器は高価なんです)
  • 疾病構造の変化(薬価が高騰する中、慢性疾患が増加)

などにより、日本の医療費は年々膨れ上がっています。2006年には約32兆円2010年には約36兆円・・・、このままのペースでは、2025年には50兆円を突破すると言われています。国家予算の内、医療費だけでこんなにかかってしまっては大変な事態になります!そのため、国は2025年までに、医療費を抑えようと躍起になっているわけです。

 

 

トレンド2:病院が儲からなくなる?

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医療費抑制策の一つとして『「7対1」入院基本料の病床削減』というものがあります。

「7対1」とは、看護師1人に対して患者様が7人の体制で看護している病棟のことです。この病棟の維持には、多数の看護師が必要であることから、高い入院基本料が設定されているため、この体制がとれる病院は高い収益を上げることが可能となっています。しかし、現在、約36万床ある「7対1」病床は、2025年には約18万床に削減される方針がとられています。この方針による多額の医療費抑制が見込まれてのことです。

 

「え?看護師が沢山居れば、そのままでいいんじゃないの?」

 

と考えるかもしれませんが、患者重症度、在宅復帰率、在院日数等の要件が厳しくなるため、多くの病院が体制の変換を余儀なくされことでしょう。そして「7対1」がとれなくなった病床は、「10対1」等の入院基本料が低いものへ転換しなければなりません。つまり、今よりも収益が大きく下がってしまう病院が沢山出現してしまうわけです。

 

これは、我々療法士に関連の強いリハビリテーション病棟についても同様です。
今後、高い収益を上げることが出来る「施設基準Ⅰ」は、充実したリハビリテーション(休日の実施、高い実施単位数等)が必要となっていきます。「施設基準Ⅱ」になれば、これもまた大きな収益の低下に繋がります。このような状況は、「7対1」や「回復期リハビリテーション病棟」以外でも様々な形で変化しています。

 

 

では何故、療法士がトレンドを知る必要があるのか?

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ご紹介した事情は、病院経営に直接関わる管理職にとっては、対策を講じる必要があるために、必ず知っておかなければならない問題です。しかし、中堅、新人、学生もしっかりと理解しておかなければいけません。その理由の一つとして、就職・転職活動が挙げられます。

 

「この病院は、今後の医療情勢の変化にどのような対策を取っていくのか?」

 

この観点を持って、就職活動を行わなければなりません。

  • 今後に向けてしっかりと動き始めている病院
  • 病棟体制を変更することで収益が下がる病院
  • 今後の方向性を全く検討していない病院

病院によって様々な事情を抱えているため、しっかりと情報収集を行うことが必要になるでしょう。財務状況が不安定で方針が定まっていない病院や、収益が下がってしまう病院では、

  • 昇給やボーナスが見込めない、低い給料で働かなければならない
  • いつ潰れるかヒヤヒヤしなければならない

などの状況に常に晒される可能性が高いと言えるでしょう。また、それらの状況により労働環境が悪化すれば、ストレスに直結し、そのストレスが雰囲気の悪い職場を作りだし、精神衛生的にも良くない状況に陥ってしまうことも考えられます。そんな職場で働くことは、かなり辛いものです。


いかがだったでしょうか?
ご紹介したような観点を持って就職活動を行うことが、今後の療法士には必要だと考えています。良い職場で働くために、就職活動も頑張って行いましょう!

 

(参考HP)
1:R25, http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/report/?id=20130408-00029065-r25, (2015年10月1日)
2:東京保険医協会, http://www.hokeni.org/top/medicalnews/2013medicalnews/130925byousyou.html, (2o15年10月1日)

 

 




あなたはどうして理学療法士になったの?

理学療法士になった理由

こんにちは。理学療法士の庄野です。
同年代の理学療法士3人でルームシェアしているほど、仕事も私生活もどっぷり理学療法士です。
今回は、理学療法士同士がちょっと仲良くなった時に97,2%(THE 庄野指数?)の確率で質問する 「YOUはなぜ、理学療法士になったの?」 という質問にお答えしたいと思います。


 

Why1:怪我で苦しむ選手との出会い

私は、中学時代、キレッキレのドリブルで相手を置き去りにし、 更にはそのままゴール下へ駆け抜け、美しいシュートを決めるバスケットボール部員・・・を指を咥えながら見ている補欠部員でした。ず~っと補欠部員だったため、試合で怪我をすることも全くなく、 中学3年間は怪我をすることなく、部活動をやり遂げることが出来ました。

そんな私が理学療法士を目指したのは、部活動を通じて、レギュラー組の友人達が怪我で悩んでいる時期が非常に多かったのです。センスがあって、努力もできる、そんな選手達だったのですが、 ケガ等のコンディション不良で満足のいくトレーニングがこなせない日々が多かったわけです。

本人達はトレーニングをしたくても故障を抱えている状態では何もできません。 結果、才能があって努力ができ、そして”ケガの少ない”選手がどんどん成長していく。 そういった状況を横で見ていたので、私も悔しい思いでした。

 

 

WHY2:プロスポーツの背景に理学療法士あり

卒業後、プロスポーツの現場には理学療法士という職種が存在し、 プロアスリートの活躍を理学療法士が影で支えていることを知りました。

どうやら、理学療法士は、アスリートがパフォーマンスを維持できるよう、また故障から早く復帰できるよう、それらを支える技術を持ち合わせているようです。何だかすごい!そして理学療法士として活躍する方々は、アスリート経験者が多いことも知りました。これを見て頂いている方にも私と同じ理由で理学療法士になった方が多いんじゃないでしょうか?

私の場合は、このことを知って興味が湧き、理学療法士になることを目指し始めました。 私はきっかけがスポーツからでしたが、理学療法士になってから、その活躍できる場所が以外と多いことにも気付かされました。 今20代の理学療法士や学生さんはスポーツがきっかけとなった人が多いようです。これも理学療法士がスポーツ界で求められるようになった時代故なのでしょうね。

そういえば、今日は首の調子が悪かったので、同僚に頼んだらすぐに診てくれました。 こうやって日々ケアをしながら故障を抱えずに毎日働けるわけです。 いやー理学療法士がいる職場って便利ですね(笑) みなさんも仕事で悩んだときは原点を振りかってみてはいかがでしょうか。(^^)

 

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新人理学療法士が先輩と良好な関係を築くための5つのポイント

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こんにちは!
理学療法士の喜多一馬です。

今回は新人療法士が先輩療法士と良好な関係を築くために効果的なコミュニケーションスキルをお伝えします。
もちろん新人療法士だけでなく、その他の場面でも使えるものなので、是非ご覧下さい!  


 ポイント1:傾聴する

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人は喋ることが大好きな生き物です、それは喋ることがある種の快感だからです。
特に療法士は、人に教えたい、中でも後輩に対するその願望が強いように感じます。
新人療法士は、そこを利用しましょう。

患者様のこと、病棟のこと、プライベートのこと…何でも構いません。先輩に話を聞いてみましょう。
そしてとにかく傾聴しましょう。傾聴といっても、ただ聞くだけでは駄目です。

「へぇ~」「なるほど」など、相槌をしっかり打ちましょう。
また時折「それって○○ということですか?」と確認作業も行いましょう。

先輩に「ちゃんと聞いている」と思って貰うことが大切です。
それだけで「あいつは新人なのに熱心だ」「慕ってくれる、いいやつだ」とあなたの評判が上がること間違いありません。

 

 

ポイント2:価値基準を見定める

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先輩と話す話題は、何でも構わない、としましたが、話題はその先輩が大切に思っていること・興味があることが望ましいです。
例えば、野球に関心がない人に野球の話をしても、会話は続きませんが、野球好きな人であれば、あっという間に会話は盛り上がり、仲良くなってしまうことでしょう。

それぞれの療法士は、現場で働く上で大切にしていること(価値基準)が異なることが多いものです。

・患者様の治療を大事に思う人
・研究活動を大事に思う人
・経営や教育について大事に思う人…

もちろん治療方法だけでも考え方は千差万別です。それぞれが大切にしていることを見定め、会話を展開することで、より良い関係が築けるようになります。

 

 

ポイント3.自己開示する

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先輩の話を傾聴した後は、自分がどんな人間かを開示していきましょう。
人は相手がどんな人間かを知ることによって、より親密感が増し、仲良くなっていくとされています。
ポイントは「ちょっと秘密っぽく開示する」ことです。

「この前、彼女とこんなケンカしたんですけどね…」
「○○さんの治療が上手くいかなくて、先輩にアドバイス貰いたくて…」等々

自分にだけ話してくれるという雰囲気は特別感をぐっと引き上げます。
ただ、あまり四方八方に行いすぎると印象が悪くなるので「秘密っぽく」程度に留めましょう。

 

 

ポイント4:努力を示す

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「ベテランでも新人でも、患者様が払う料金は一緒だ!だから新人療法士は何倍も努力するべきだ!」
言葉に出さなくても、そう思っている先輩療法士は沢山いるはずです。

もし思っていなくても、努力している姿を見ることは気持ちのいいものです。
なので、勉強している姿をちょっと先輩の見えるようにしてみましょう
もし優しい先輩ならその姿を見ただけで「何勉強してるの?」と話しかけてくれるでしょう。そうなれば、知識も増えますし、一石二鳥です。

外部の勉強会に行くことも使えます。
その時には「こんな勉強会行こうと思っているのですが、どうですかね?」と相談することや、
「勉強会に行ってきたんですけど、こんなのでした」と報告するとより効果的です。

 

 

ポイント5:職場以外のコミュニケーションも使う

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今はすっかり聞かなくなってしまった「飲ミニケーション」という言葉。
様々な問題があって良くない、となりましたが、やはり職場以外で関わりを持つことは親密感を高めるには有効な手段であることは否定できません。

もし飲み会の場が苦手な方であれば、フットサルなどのスポーツ活動でも良いでしょう。自分から誘って、自分の好きな活動をしてしまいましょう。
少し億劫な職場以外のコミュニケーションも、一歩頑張って有効活用していきましょう。


いかがだったでしょうか?

先輩療法士も、新人療法士には興味津々です。
そんな中、新人療法士から近付いてコミュニケーションを取ってきてくれたら、可愛くて仕方がないと思います。
もし苦手な先輩が居たとしても、思い切って話しかけてみて下さいね!

 

 




若手が盛り上げるセラピスト業界(グッポコンディショニングルーム 岡田氏)

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グッポコンディショニングルーム(整体×ピラティス×エステの複合施設)、ベクストエスジー(勉強会団体)、平成セラピスト(平成生まれのセラピストのコミュニティ)で代表を務める岡田PT。総合病院、大学職員、クリニックの立ち上げを経て、PT4年目で独立。 目指すのは「教育者」であり、「治療家」であり続けること。掲げてきた目標を着実に達成してきた岡田PTのキャリアについて聞いてみました。


動き出したのはPT3年目

―― これまでのキャリアについて教えて頂けますか?

岡田:平成23年4月(専門学校卒業後)に、新卒として大阪市内の総合病院に入職しました。
入職当時から、人に教えることが好きで、「教育者」になりたいと考えていましたので、入職2年目から通信制の大学に通い、理学療法以外の教養についても学びました。

入職後2年半経った頃が一度目の転機です。平成25年春頃(入職3年目)に、専門学校時代の恩師からクリニック(大学付属)の立ち上げのお誘いを受け、「病院よりも教育者になる道に近づくのでは」と考え、転職を決意しました。そこで、同年8月から、クリニックの立ち上げに携わる傍ら、大学職員としても勤務し、PT以外の仕事も経験しました。

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―― グッポコンディショニングルーム(以下「グッポ」)、ベクストエスジー(以下「ベクスト」)、平成セラピスト(以下「ヘイセラ」)の活動を始められた時期と、その想いを教えて頂けますか?

岡田:まずは、平成25年10月にベクストを立ち上げました。
ベクストでは、現役セラピスト向けの勉強会を運営してきましたが、設立当初は事業というよりも、教えることが好きだったことと、本気でアウトプットできる場を作りたいという想いで団体を設立しました。インプットした知識や技術を自分の中だけに留めておいても仕方ありませんし、アウトプットを通じて知識や技術をより研磨できると考えたからです。

翌年の5月頃がヘイセラです。
ヘイセラは、フェイスブックグループからスタートした、平成生まれの現役PTOTST・学生セラピストが集うコミュニティです。コンセプトはシンプルで「平成生まれのセラピストで盛り上げていこう」というもので、オンライン上での症例相談や、学生からの質疑応答、勉強会情報の共有等に加え、オンライン外でも定期的な集まり(交流会、勉強会等)を開催してきました。

そして、今年4月がグッポです。
グッポは、整体にピラティススタジオとエステを併設した腰痛・股関節痛専門院です。これまでにセラピストとして培った力を活かして、出身地である狭山市(大阪府)に貢献したいという想いで開院しました。また、「教育者」であっても、「治療家」でありたいと考えていたこと、以前から自分の店舗を持ちたかったことも開院の動機付けとなりました。

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~グッポコンディショニングルームの受付~  

 

目標は書き留めて、可視化する

―― 大学に通学されていたようですので、一般的なセラピストと比較して、独立の準備に割ける時間は限られていたと思います。 独立(4年目)までの時間の使い方(物事の取り組み方)で、意識したことはありますか?

岡田:目標(理想の自分)を紙に書き出すことです。
僕の目標は、良き「教育者」になることと、同時に「治療家」であり続けることです。この目標に時間軸(いつまでに?)を設定し、そして「どうやってなる?」のかを書き出しました。そうすると、そのためのアクションになるだろう情報が自然と入ってくるようになりました。目標やアクションプランは、当初はノートに記録していましたが、今はスマホで管理する等、常に目に入るようにしています。この方法は、知っている方は多いかもしれませんが、やるとやらないでは、大違いだと思います。

次は、アクションに対して目的を設定することです。
僕のアクションは、コミュニケーションや技術(手技)系の講習会に参加すること、普段は行かないような高級ホテルやレストランに足を運ぶこと等でしたが、そこで「何を獲るのか」を強烈に意識するようにしました。例えば、高級ホテルでは、自分がお客様になって「何をされたら嬉しいか」を探る目的で、スタッフの接遇に触れるようにしました。すると、「名前を呼ばれると嬉しい」等知ってはいるけれども、体感して初めて大切さを再認識できるような気付きがあるものです。

―― 勤務時間以外で時間やお金を投資されていたのですね。勤務時間内で工夫されたことはありますか?

岡田:知識や技術を高めることはもちろん、傾聴(接遇スキルの一つ)に力を入れていました。
自分で店舗を持つことが念頭にありましたので、そこで通用する接遇を実践するよう心掛けてのことです。病院等の保険診療では患者様がいて、自ずとリピートしてくれます。一方、整体等の保険外の分野ではお客様を呼び込み、一歩踏み込んでお客様の課題をくみ取り、サービスを提供することが重要になります。そういった状況を想定して、病院勤務の時から患者様の話を傾聴する、そして課題を深堀するようにしてきました。丁寧な言葉遣い、接し方をすることは、人生の先輩に当たる患者様に対してなので、もちろんのことです。

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様々な職場で幅広い視野を

―― 病院、大学、クリニック以外にも、デイサービスでの非常勤も経験されたと聞いております。様々な職場で働いた経験は、今に活きていますか?

岡田:はい、視野が広がりました。
一つの組織に属していると、その組織では重宝されるようになりますが、組織運営や評価、治療の方法が凝り固まってしまいます。僕は、非常勤も含め、様々な職場で仕事をする機会に恵まれましたので、幅広い組織、先輩方の考え方に触れることができました。そういった点で、視野が広がったと思います。

―― アルバイト(非常勤)を禁止している病院が多いですが、ご意見等はありますか?

岡田:アルバイトは、積極的にOKにして良いと思います。
特に若いセラピストは、多様な人と関わることで、視野が広がり、豊かな人間性を育むことができると思います。病院側の論理(囲い込み、退職防止辞)は理解できますが、個々の人材育成という観点では、病院側はアルバイトを公認すべきではないでしょうか。それが、病院の活性にも繋がるとも考えます。

―― ところで、「教育者になりたかった」とのことでしたが、教員になることは考えられなかったのですか?

岡田:もちろん考えましたが、大学職員として教員の立場に近づくことで、教員は自分が理想とする「教育者」とは違うな、と感じました。 誤解を招くかもですが、大学教員(教授、准教授)は、「教育」よりも「研究」が色濃いので(大学によりますが)、理想とする教員像とは違うなと。それで、自身が理想とする教育を体現しようと、ベクスト(勉強会団体)を立ち上げたという経緯もあります。    

 

 

目標は過去を振り返れば見えてくる

―― 今後は、どのような事業展開(グッポ、ベクスト、ヘイセラ)を考えているのですか?

岡田:地に足を付けて、今ある活動をしっかり運営することです。
グッポも、ベクストも事業として回り出していますので、それをしっかり回すことが大切です。唯一、規模の拡大を考えているのは、ヘイセラです。

平成生まれのセラピスト(PT)は毎年10,000人規模で輩出されますので、セラピストの大半は平成生まれになっていきます。個人的な見解ですが、若手(平成生まれ)は、「疑問・目的意識」が少ないように感じます。例えば、勉強会に参加する理由を理解しないで勉強会に参加する、勉強すらしない思考停止のセラピスト、と表現した方がわかりやすいかもしれません。つまり、勉強すべき理由を理解しようとしない、又は理解しないままに勉強する若手が多いということです。

僕は、そういう若手が増えてしまうと、業界全体でセラピストの治療の質が下がってしまうだろうと危惧しています。だからこそ、若手を盛り上げる必要がある。そのための僕のアクションが、ヘイセラであって、だからこそ、ヘイセラは、全国的なコミュニティに拡大する必要があると考えています。このコミュニティでは、悩む若手の問題解決と、若手セラピストの夢の応援と支援、若手講師の育成を図りたいと考えています。

―― ヘイセラにはどんな人に入って貰いたいですか?

岡田:成長意欲が高い人はもちろん、セラピストとして働き続けることに迷いのある方には、是非入って頂きたいです。コミュニティ内で、そういった方たちの悩みに寄り添い、一つ一つ解決してくことが、業界の発展に繋がるとも思います。

―― 最後に聞かせて下さい。目標がわからない、又は目標がない若手もいると思いますが、何かありますか?

岡田:目標がわからないならば、過去の夢や理想の自分を思い返して貰うことを推奨しています。
過去を掘り下げていくと、目標を忘れていただけで、やりたかったことが、ふと出てくることがあります。目標があれば、行動に目的が生じ、毎日をイキイキと過ごすことができると思います。若手で目標を見失ってしまった方は、目標を見つけて、セラピストという素晴らしい仕事を楽しんでもらいたいです。若手でセラピスト業界を盛り上げていきましょう!


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岡田 直樹 グッポコンディショニングルーム、ベクストエスジー、平成セラピスト代表

グッポコンディショニングルームは、大阪狭山市の金剛駅から徒歩2分のピラティススタジオ、エステを併設した腰痛・股関節痛専門院。 ハワイでエステを学んだ美容専門スタッフも常駐し、予防、美容分野のサービスを提供している。

 




理学療法士が病院で患者様からファンになってもらう5つのポイント

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みなさん、はじめまして!
理学療法士の喜多一馬と申します。

患者様とコミュニケーションを円滑に行うための方法は、沢山あります・・・笑顔を心がける、褒める、楽しく治療を行う・・・等々。

今回は、病院勤務の療法士だからこそ使える「患者様にファンになって貰うためのコミュニケーション術」を、5つのポイントに絞って、お伝えします。誰にでも出来る簡単なものですので、是非この記事を読んだらすぐに実践して頂きたいです。


 ポイント1.:患者様に一日に何回も声を掛ける

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誰でもそうですが、人に気に掛けて貰えることは嬉しいことです。

治療時間外に患者様の部屋を訪れて「調子はどうですか?」「午前は元気なさそうで心配だったのですが、良くなってきましたか?」等、声を掛けてみましょう。そうすると患者様は「あの先生、私のことを気遣ってくれている、優しい!」と感じます。

ただし、毎日何度も行き過ぎると「あの先生、何回も来て、気持ち悪い!」となるので、注意しましょう。(笑)

 

 

ポイント2:病棟で会う患者様に愛想を良くする

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患者様は一日の多くの時間を病室で過ごしています。
そこでは療法士が思ってもみない噂話が繰り広げられているものなのです。

「あの先生いいよね!」「あの先生にはしてほしくないわ」・・・等々

良い噂だけでなく、悪い噂も広まってしまいますが、この噂は、病棟での愛想を良くするだけで一気によくなります。

「こんにちは!」この一言に笑顔を加えたものを、病棟の患者様に振りまいて下さい。
「あの先生、感じいいよね~!」とあっという間に噂が広がっていきます。

 

 

ポイント3:同僚療法士を誉める

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患者様は自分の担当療法士が上手なのか下手なのか、実はあまり分かりません。
なので、噂話は大きく影響してしまいます。そこで、患者様だけではなく、同僚も有効活用してみましょう!

「〇〇先生に担当してもらっていいですね、あの先生上手ですよ」
「△△先生はいつも熱心に勉強しているんですよ」

こんな風に、同僚療法士の良いところを、患者様に伝えてみて下さい。
そうすれば、同僚療法士も自分の良いところを、患者様に伝えてくれるはずです。
そのためには、同僚の良いところを見つけて、誉めること、誉めあうことが大切です。

そうすれば「いい先生に担当してもらっているわ」と患者様が感じてくれるのみでなく、スタッフ間の関係性もどんどん良くなっていきます。

 

 

ポイント4:患者様の家族とコミュニケーションを取る

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意外と忘れがちな家族さんとのコミュニケーション。
情報収集や家族指導など必要な時だけの関わりにしてしまうのはもったいないことです。

患者様にとって一番大切な存在は、家族です。
家族が「いい先生だね」と言えば、「あんたが言うならいい先生だよ」と思ってくるものです。

患者様の容態に変化があってもなくても日々の経過報告を行う、家族からみた患者様の変化はどうかを聞く等、積極的に情報を共有するようにしてみて下さい。
多くの家族は医療者が忙しいことを知っていますので、意外にも短時間で行なうことができます。

 

 

ポイント5:身だしなみを整える

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エステやジムに通った時に、太ったやる気のなさそうな人から習いたいと思いますか?
そんなわけないです。健康的に細くて美人なエステティシャン、ムキムキで爽やかなインストラクターに習いたいと思いますよね。

コミュニケーション術では、笑顔、あいさつ、傾聴等が大切だとされていますが、身だしなみは何より大切です。特に病院勤務では気を抜きがちなポイントに絞って、お伝えします。

 

  1. におい・汗
    療法士は体を常に動かしているので、汗をかいてしまう人が多いと思います。 患者様の治療が終わって、次の患者様に移る時に汗を拭いて、必要なら香りがきつすぎない制汗スプレーを使いましょう。

  2. 姿勢
    猫背でくらーい雰囲気を出していると、患者様にもその雰囲気は伝わってしまいます。 療法士は背筋をピッと伸ばし、目線を遠くに、顔を上げるようにしましょう。 治療中だけではなく、病棟での移動の時も、姿勢は皆に見られています!

  3. 髪型
    人の顔で一番印象を変えやすいパーツ、それは髪型です。 療法士は他の業種や職種に比べて、自由な髪型が許されている場合が多いです。 それだけに髪型で印象を損している人が多いのも事実。清潔感のある、爽やかな印象になるよう、仕事の時だけでも心掛けましょう。


皆さん、如何でしたか?

今回は、病院で患者様からファンになってもらうための、コミュニケーション術を紹介しました。
さっそく使って、明日からあなたのファンをどんどん作っていってください

 

 




「リハビリ維新」を志す理学療法士(Assist 和田氏)

和田先生メイン

ASSISTの代表として関西を中心に活躍する和田PT。「リハビリ維新」のスローガンを掲げ、近年にわかに注目されつつある自費リハビリ(介護・医療保険を利用しないリハビリ)の提供と、若手セラピストのための勉強会を運営する、和田PTにインタビューしてみました。  


リガクリョーホーシ・・・?

―― それではまず、和田先生が理学療法士になろうと思ったきっかけを教えていただけますか?

和田:小学校から高校までサッカー部に所属していたんで、何かサッカーに係ることができる仕事がしたいなぁー・・・と考え、はじめはトレーナーとか、そういう類の仕事を考えていました。そんな風に漠然と将来のことを考えていると、母親から「理学療法士はどう?」と言われ、「リガクリョーホーシ・・・?」という感じでしたが、言われるままに養成校に入学しました。当時(高校生時代)は、理学療法士が何なのかも、よく理解していなかったんです・・・(笑)

 

―― そーなんですね!(あんまり、考えてなかったんだ・・・)入学してから、理学療法士になることに迷いはなかったんですか?

和田:最初の1年目の実習(病院)で、臨床の現場を体験し、「理学療法って面白いな!」って素直に感じたんです。 それからは「サッカーに係りたい」とか「トレーナーになりたい」とか、そういうことは考えなくなりました。理学療法が面白かったので、それに打ち込んだって感じです。

 

―― なるほど、ちなみに実習先はどんな病院だったんですか?

和田:維持期・慢性期・終末期の患者様にリハビリを提供する一般的な病院です。スポーツとか、そういう分野の病院だったわけではありません。  

 

 

教科書片手の新米時代

―― キャリアの第一歩目、就職先はどのように選ばれたんですか?

和田:1年目の実習先(病院)に新卒として入職しました。3年目の前期実習もそちらでお世話になっていたこともあり、実習直後にお誘いを受けたんです。養成校の成績は下から数えた方が早かったのに、就職は同期で1番に決まったんです(笑)。特に他の病院の施設見学等にも参加せず、その病院に決めました。

 

―― 1社のみ・・・決断力ありますね!(私なら何社か見てから、決めますけどね・・・)。さて、理学療法士になってからは、どうやって、技術や知識を習得されたのですか?

和田:”教科書”をひたすら読み返していました。

 

―― っえ、”教科書”ですか!?(Assistで勉強会を運営してるのに、勉強会には行ってなかったんだ・・・)

和田:勉強会に行くほどの知識も技術も、そして度胸もなかったんです。だから、とにかく教科書を使ったんです。臨床でわからないことがあれば、教科書を読み返し、自分なりに治療の方針を立てて、定期的に病院にきてくれる恩師に、数日分をまとめてドカンっ!(笑)と教えを請いました。それを3年くらい繰り返していると、基礎が身についてきた実感が持てるようになりました。  

 

 

独立への想い

―― 教科書は意外でしたね!(見た目は威圧感あるのに、案外、基本に忠実なんだ・・・) では、そろそろ独立のきっかけについて聞かせてください。いつ頃から独立を考えていたんですか

和田:裕福な家庭で育ったわけではなかったので、学生時代から起業して、裕福になりたいとは考えていました。実際に行動に移したのは、就職して3年目を迎えようとする頃です。3年目くらいになると、一般の理学療法士の収入の上限もみえてきましたし、知識と技術を高めても、収入に反映され辛い業界構造になっていることにも気付きました。そこで努力して積み上げてきたものを独立という形で結果に変えようって決めたんです。

理学療法士 和田

 

―― なるほど、独立することへの周囲の反応はどうでしたか?

和田:理学療法士が独立して、成功しているケースは稀ですので、周囲から批判的な意見も多々頂戴しました。それでも、色々な経営者の書籍を読んだり、実際にお話を聞きにいったりと着々と準備を進めていると、自然に応援してくれる方々が現れてきました。特に、応援してくれた後輩たちの存在は、独立への大きな後押しになりました。  

 

 

Assist始動!!!

―― Assistとしての活動は、いつ頃から始められたんですか?

和田:具体的に動き出したのは、就職してから3年目になる頃です。病院に勤務しながら、空いた時間に企業向けの産業リハ(企業の福利厚生の一環に理学療法士のサービスを取り入れるもの)やデイサービス向けの自費リハビリの営業活動を行いました。

でも、最初は思うような成果が得られず、お断りを受けることが殆どでした。そこからは、ひたすら地道な営業活動を続け、口コミや紹介を受けていくことで、ある程度の利用者様を獲得できました。あれから約2年半、試行錯誤を繰り返し、Assistでは利用者様に質の高い自費リハビリを提供することを続けています。 ]

 

―― 勉強会は、いつ頃から始められたんですか?

和田:自費リハビリが軌道に乗り出した1年くらい後(2013年10月頃)です。

当時、病院の後輩と接している中で、患者様を治すための知識や技術が十分でなく、勉強する機会も不足している若手が一定数いることに気付きました。 私自身、病院の後輩には個人的に勉強会を開催し、指導に当たっていましたんで、若手向けの勉強会の必要性は痛感していました。そこで、後輩以外の多くの若手に対しても勉強会を開催することに決めたんです。Assistの勉強会、本格始動です。  

 

 

とことん基礎を突き詰めた勉強会

―― 世間では数多くの勉強会がありますが、Assistの勉強会の特徴を教えて下さい。

和田:Assistの勉強会は若手のセラピストを対象にしており、とことん基礎を学び直し、臨床に活かすことを目的としています。

勉強会をスタートした当時、新人を対象とした「基礎」の勉強会は殆どありませんでした。また「基礎」を売りにする勉強会はあっても、それらは講義を行う熟練の講師が「基礎」として捉えているにすぎない内容でした。

例えば、「基礎」なのに、内臓治療の話や、頭蓋骨の動かし方の話が出てくるわけです。どう考えても「基礎」じゃないですよね(笑)。私には、既存のプログラムに「若手向け」だとか「基礎」といった売り文句を後付けしただけに思えたんです。 だから、Assistは、若手にとって本当に必要とされている「基礎」を習得できる勉強会に、とことんこだわっています。

 

―― セラピストの人口が年々増え続けている今、「基礎」を学び直す勉強会は、必要だと思います。Assistの勉強会には、具体的にどのような工夫があるのですか?

和田:講師目線の「基礎」ではなく、若手にとっての「基礎」となるように2つの工夫があります。

まず1つ目は教材です。 Assistの勉強会の教材は、学生時代の教科書をベースにしています。 現に私も、とことん教科書を見直して知識と技術を高めてきました。 教科書をベースにした学習によって、臨床の現場でのパフォーマンスを高めることができると考えています。

2つ目は講師です。 Assistの講師は、全員が臨床家、且つ中堅のセラピストです。 受講者が若手のセラピストなので、中堅のセラピストが若手の気持ちを一番汲み取ることができると思います。 研究職や教授が講師だと、若手セラピストとの距離が遠すぎるんですよ。  

 

 

リハビリ維新 目指すは全国展開

―― 今後の和田先生の抱負とAssistの展望を教えて下さい。

和田:まずAssistは私を含め、数人のセラピストが本業(病院勤務等)と並行して運営してきた組織です。 でも、これからは、私は今年の8月末で病院を退職し、Assistの活動に専念します。

Assistの代表として私がやらないといけないことは、私を応援してくれるスタッフがAssistを通じて少しでも豊かに、そしてセラピストとしての可能性や達成感を感じることができる事業を成功させることです。

 

―― 具体的な事業の目標等はあるのですか?

和田:自費リハビリ、勉強会のどちらも全国展開を目指しています。

ですので、今いるスタッフはもちろんのこと、これからAssistを共に担っていく沢山の仲間が必要です。できることならば、全国展開の目標に向けて、Assistのコンセプトである「リハビリ維新」に共感頂けるような、野心をもった若手と一緒にAssistを盛り上げていきたいです。将来的に自費リハビリや勉強会が成功すれば、その実績と経験を持って、大きな夢を持った若手セラピストの独立を支援するような事業にも着手したいと考えています。  

 

 

理学療法士ほど感謝される、素晴らしい仕事はない

―― 和田先生は、多くのセラピストが羨むくらい精力的に活動されていると思います、一方で3年経たずして離職するセラピストもいます。そういった方々に対してメッセージをいただけますか?

和田:人それぞれで環境も異なりますし、辞める理由も様々でしょうが、私は思うんです。

数ある職業でも、理学療法士ほど人から感謝して頂ける仕事は少ないんじゃないかって! そういった意味で、こんなにすばらしい職業は、なかなかないと思います。だから、辞める前にもう一度、真剣に仕事に取り組んで欲しいです。 離職する(考える)前に、とことん努力し、知識と技術を身に付け、自分が満足のいく治療を行えば、自然と仕事は楽しくなるはずです。

 

―― では、Assistを始めたからこそ味わえたことはありますか。

和田:たくさんあります! 30歳前後にもなって、「よっしゃー!」と雄叫びを上げて、ガッツポーズをするようなことって、なかなかありませんよね!? 病院勤めの時にはなかなかそのような機会はありませんでしたが、Assistを始めてからは、それの連続です。

自分たちが産み落とす時の達成感は何にも代えがたいです。

かつ、それが仲間と生み出した成果であれば、なおさらです。

周りのスタッフがいるからこそ、起業家は強くなれると思います。

そして情緒不安定になるくらい苦しい、楽しい、人のことを愛せるようになりました。

人に対しての感情がすごく豊かになる。 仲間と何かを共有するという体験が今までになかったという感情であり、それが楽しみですね。


理学療法士の和田

和田 峻介 Assist 代表
2008年 関西医科専門学校(AST) 卒業
2008年 病院(維持期・慢性期・終末期)のリハビリテーション科 入職
2012年 Assistの設立 2015年 病院を退職し、現在Assistとして活躍中

 

アイコン_アシスト

Assistは、「リハビリ維新」をテーマに、自費リハビリと勉強会の運営を行う団体。自費リハビリ事業では、サービスの品質の高さを武器に、依頼が急増中。勉強会事業では、若手セラピストが「基礎」を徹底的に学び直すことができるプログラムを提供しており、多くのセラピストの知識・技術の向上に貢献している。

  • Assist:http://www.assist-oosaka.com

編集後記(インタビューアー野坂)

「何となく生きている、でも内には何かを秘めている。でも行動が伴わない、最低限の行動もできない、他人のことを冷めてみている。」和田先生は、現代、そんな若者(30歳以下)が多いとように感じるとおっしゃっていました。同意です。それは、悪いことではないけど、人生は一度!アツく生きる、誰よりも輝いている自分になる、その一つの手段が勉強会への参加だったり、就職、転職だと思います。若手理学療法士には、是非Assistで学んで貰いたいです。  

 




理学療法士が訪問時の移動のときにあったら便利な5つのアイテム

 こんにちはPTの日高です。
普段、私は訪問看護ステーションで働いていますが、利用者さん宅へ伺うのに主に原付を使っています。
原付を使うメリットは小回りが利くことと、駐車スペースがかからない、そして到着時間にブレがすくないなどがありますね!

そこで今日は原付をつかって移動する場合の”便利な5つのアイテム”を今回ご紹介いたします。


実は私、仕事アイテムには結構こだわってしまう性格です。

プロは仕事を共にする用具にこだわるというわけです。
いつでもカタチから入れる男、日高です。   そういうわけで、まずは日高スタイルををご覧下さい。

 

日高スタイル

genba

さあ、これが私のこだわりのスタイルです。
いかがでしょう?ん~~、、、 まるでサスペンスドラマの中の事件現場の写真ですね。
それでは順番に説明していきます。

 

アイテム1:カッパ/レインコート

防水性の高いものがあったほうがいいです。
ちなみに私は雨じゃなくても着れるコロンビア(オムニテック素材)を使っています。

このオムニテックという素材はコロンビア社の製品によく使われている素材で「水は通さないが水蒸気は通す」という秀逸なものです。
普通のレインコートだと自分の水蒸気で中がベタベタになりますが、この素材だと雨が降っていないときでもベタベタにならないので、急な雨など天候によって着たり脱いだりしなくていいため、僕たちにはピッタリです!

 

 

アイテム2:長靴 or 防水性のある靴

下の写真を見てください。
どうですか?まったく、すごく汚いですね。

日高PTのくつ

雨がふっても水を通さず、そしてハードな使用に耐えれるバスケットシューズはおすすめです。

そして靴だけじゃなく、カバンも防水性のあるものかレインカバーが必要です。
私はTHE NORTH FACEのコンバーチブルレインカバーを愛用しています。

私はTHE NORTH FACEのコンバーチブルレインカバーを愛用しています。
この商品です。
http://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/2/NM09100/QB/0/

bag_hidaka

それで、こんな感じになります。

カバンはリュックサックタイプがオススメですヨ。
ちなみにリュックはTHE NORTH FACEの「TELLUS30」シリーズです。

 

 

アイテム3:グーグルマップ

でました。ITの申し子Google社による地図サービスですね。
このサービスがすべて無料なのは、本当にGoogleに感謝です。
途中で迷ったり、初めての訪問先、営業する時には必須です。
道路状況や到着予定時間も表示されるので原付で移動する時に非常に便利なアイテムです。

GoogleMap

では、さっそく調べてみましょう。

スマホをさわる日高PT

日高 「あれ、、??」

まよった日高PT

日高 「おかしいな、、、」

もっとまよった日高PT

日高 「・・・・・・・。」

 

少なくとも地図は読めるようになっておきましょう!(笑)

 

 

アイテム4:ハンドルウォーマー

冬の寒い時期には必須。
手袋だけでは防げない寒さもこれがあれば安心です。

 

 

アイテム5:日焼け止め

原付で移動しているとすぐに手や腕が日焼けします。
夏の太陽はあながち侮れません。

何もしないと9月にはダサい半袖焼けになっちゃいます。
他にもスマホの充電の機械などもお奨めしたいですね!

 

以上、私がおすすめする理学療法士が訪問時の移動のときにあったら便利な5つのアイテムでした。