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こんにちは。理学療法士の喜多一馬です。
今、多くの療法士が働き方について何らかの悩みを抱えていると思います。

 

「漠然と、なんだか不安・・・」
「あんなことがしてみたいなぁ・・・でもなぁ・・・」

 

と、ぼんやり考えて、何も進まず、具体的に取り組めない人が多いようにと感じます。
そこで今回、従来の職域を超えて、活躍できる療法士になるために、どういう人と接点を持てば良いのかを考えていきます。 

 

 

活躍している療法士を知ろう!

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療法士と言えば、病院やクリニック、訪問リハビリの事業所等に所属して働いているイメージが強いと思います。しかし、昨今、多くの療法士が既存のイメージから飛び出して、大活躍しています。

キャリアPTのインタビューに出演している療法士の先生方は、そんな方々ばかりです!(もちろん、出演頂いていない方も、沢山素晴らしい方はいらっしゃいます。今後、取材させて下さい・・・!)

  • JPSF 島氏
    日本障がい者水泳連盟(JPSF)の技術委員としてパラリンピック、パンパシフィック水泳へ帯同

 

他にも、自分の強みを生かして、独自の活躍を遂げている療法士は沢山います。例えば、ヨガ、ピラティス、エステ、アロマ、コーチング、マジック、心理学・・・など。今後のインタビュー記事でも、そういった「一歩踏み出した / 踏み込んだ領域」で活躍している理学療法士の方々にどんどん出演頂く予定なので、楽しみにして下さい。

 

 

気になる療法士の活動をチェックしよう!

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活躍されている療法士の方々は、ブログやFacebook等を使って情報発信を行っている方が多いです。また、活躍されている療法士同士で繋がっていることも非常に多いです。まずは気になる分野で活躍されている療法士を探してみましょう。すぐ見つかりますよ。

 

さて、気になる療法士は居たでしょうか?
では、さっそく活動をチェックしていきましょう!

 

最近では、ブログ等の記事も「読む人にとって有益な情報」である場合が多いです。何故なら、有益な情報を流すことによって読者が生まれ、ファンが生まれるためです。気になる療法士が発信している情報をチェックするだけでも、知識は増えるでしょうし、どんな活動をすればいいのかと言ったノウハウも得ることもできるはずです。

 

活躍されている療法士は、全国各地でセミナー講師、学会活動、勉強会の参加等、精力的に活動されています。

 

「あ!あの先生、次は近くでセミナーするんだ!」

 

もし、実際に会う機会が得られそうであれば、積極的に参加してみましょう!

 

 

メンターを探してみよう!

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仕事、人生における指導者・助言者・相談相手のことをメンターと呼びます。あなたが憧れを抱き、活躍されている療法士にメンターとして関わって貰えれば、あなたは有益なアドバイスを数多くもらえることになるでしょう!メンターとの関わり方のポイントをいくらかご紹介します。

 

何事も真似をしてみる

仕事・人生への考え方や行動だけではなく、見た目や仕草等も含めて、良いところは真似してみて下さい。普段から真似することで、気が付かない内にメンターに一歩ずつ近づいているはずです。

 

積極的に関わっていく

待っていても、メンターは指導してくれません。「こんなことがしたい!こんな自分になりたい!」と強く伝え、メンターになって貰えるように関わっていきましょう。人は、熱い意欲を持った、自分を慕ってくれる人間が好きなものです。しかも、あなたがメンターとして選んだ人です、きっと優しく接してくれることに間違えありません。まだ関わったことがない療法士の先生でも、思い切って声を掛けてみましょう!

 

複数のメンターを持つ

メンターは、1人に拘る必要はありません。むしろ1人のメンターでは、考え方や価値観に偏りが生じてしまう可能性がありますので、この分野ではこの人、あの分野ではあの人、といった具合に複数のメンターを持つことも大切です。

お気付きかと思いますが、一方的に知っている人でも構わないんです。世の中には、様々な活動をしている人がいます、それが歴史上の人物や有名人でも良いのです!「坂本龍馬のように沢山の仲間を作れる人間になりたい!」と思い、坂本龍馬について調べ、真似てみることも1つの方法ですよ。


いかがだったでしょうか?
私自身、現在活躍している沢山の療法士の先生方から刺激を受けています。出会いは価値観や行動を変えていきます。
あなたも良きメンターを探し、従来の療法士の職域を超えて、活躍していきましょう!