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こんにちはスウェディシュセラピスト岩見俊哉です。
Part1、Part2を通して、お伝えしたビジョンマップは作って頂けましたか?

「5年後のなりたい自分は明確になりましたか?」
「5年後は、どんなPTになって、どこで誰とどんな事をしていますか?」

ビジョンマップは、是非、自分の中で留めるのではなく、友人や職場の方等ともシェアしてみて下さい。他の人に話す事により、自分の中のビジョンが、より明確になりますよ。できるだけ沢山の方に話すのが、オススメです!

・Part1:過去の振り返り方
・Part2:ビジョンマップの作り方
・Part3:ビジョンマップの使い方

 

Part3では、Part2で作成頂いたビジョンマップをどのように利用するかを説明していきます。ビジョンマップは、前回お話した通り、あなたの未来の進むべき方向を示す地図です。
そのため、ビジョンマップを作成したら、今度は、「いつまでに、どんなルートで、どこまで進む必要があるのか」を考えていく必要があります。カーナビと同じですね。

 

やりたい事を行うために必要なことを挙げる

ビジョンメイキングP3_01

ビジョンマップに書いた「やりたい事」を行うために、「必要な事」を挙げていきましょう。

例えば、「やりたい事」が「全国学会での発表」であれば、「必要な事」は、

・発表の方法を知るために全国学会に参加する。
・自分の研究テーマを決めるために、PICO、FINERの視点を明確にする。
・統計学の勉強会に参加する。
・パイロットスタディを行う。
・病院内で発表会練習をする。

等になりますよね。列挙したこれらの「必要な事」は、いつまでに何処まで実施するのかを記入しておきましょう。

 

「必要な事」=手段・やり方については、十人十色ですので、自分にあったやり方や方法があります。
まずは、自分の進みたいルートを既に進んでいる先輩達に話を聴いて、アドバイスを受ける事をお勧めします。(このあたりはロールモデルの記事とも関連もあるので、読んでみて下さいね)その上で自分なりの方法を考えていくと良いでしょう。
セミナーへの参加や、関連書籍を購読するなどしても良いと思いますよ。

 

「必要なこと」を予定に落とし込む

ビジョンメイキングP3_02

 「必要な事」がまとまったら、この「必要な事」に関連して、実施していかなければいけない内容を年単位、月単位、週単位、日単位で自分の予定表に落とし込んでいきましょう!
そうすると毎日自分が、目的達成に近づいて実践している事を確認できます。毎日、継続する事で、成長実感を感じ、モチベーションも上がるわけです。

 

ぜひ、あなたの「やりたい事」を日々の行動単位までに落とし込んでみてください。5年後のなりたい自分に近づくために!
どのように記入するか分かりにくかもしれないので、見本を用意しました。(参考にしてみて下さいね)

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